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| 無実は疑う余地のない事実 |
守大助さんとは以前から文通をしていましたが面会は初めてでした。
どうも、はじめまして。
お互い写真を見てたし、文通もしてたので、「はじめまして」と言う言葉がどこか愉快で自然とお互い笑顔になりました。
「急に来るんだもんっ！びっくりしたよおっ」と大助さん。
2001年1月の逮捕からもうすぐ7年。大助さんが置かれている状況は、いまだ過酷なままと言わざるを得ないですが、しんみりした雰囲気にならないよう、努めて終始明るく面会しました。
大助さんとは本当にいろいろなことを話しました。
昔見ていたアニメの話や自分が書いてるブログの話、大助さんとの手紙で不明だった点の確認、「事件」の端緒となった11歳女児が急変したときの詳細、大助さんが北陵クリニックを退職した日のこと、逮捕される前後のこと、大助さんを犯人視した当時の新聞の切り抜き記事、北陵クリニック関係者のことなどなど。
それまでは資料を見たり自分で想像したりしていたとおりの「事件」が、本当に守一家に起きていたのだと実感できました。
大助さんは、ちょっととぼけたところとか不器用なところもあるけれど、明るくて優しくて真面目でいい奴だと思いました。
私にとって「守大助が無実であること」というのは、「地球が丸いこと」というのと同じです。信じる信じないではなくて疑う余地のない明らかな事実である、と認識しています。
面会日 2007年11月13・14日
伊藤昌容 東京都在住 会社員（30代男）
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