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| 11.8.10面会記 |
弁護士と一緒に面会に入った。
外はうだるような暑さ。
丸刈りに半ズボン姿の守大助さんが現れる。
守さんから第一声、「皆さん、とりあえずご無事なようで。」
震災を経て面会した私たちに安心した様子。
私は約３年ぶりに面会したが、目立って変わった様子はなくひと安心。
人懐っこい笑顔を基本として、しっかりした口調で話す。
それでも外とは違う刑務所の環境の中で、精神的にはいっぱいいっぱいだと言っていた。
ゴビンダさんの事件がDNA鑑定によって再審の可能性が出た話題に触れて、（お昼のニュースで同僚から「守君、あれ」と言われて気付いたとのこと）本事件でも警察が鑑定してるが都合が悪くて出してない証拠がいっぱいあるはずだ、と。
郁子のカルテと公判証言や「真実のカルテ」記載の矛盾を医療関係者に見てもらいたい。医療関係者なら関心を持ってくれるはず。
阿部先生の裁判（半田から名誉棄損で訴えられ一審敗訴）記事を新聞で読んで怒っている、どこが名誉棄損なのか、と。
池田教授が出たテレビ番組のことも知っていて、時間が遅いから見れなかったが、番組欄で見たとのこと。
弁護団からは、震災で再審提出が延びていたが、近く申し立てを行いたい、と報告。
守さんからは期待と不安を口にしつつ、「とにかく1日でも早くここを出たい」との話だった。
終了後、関係者で弁護士を囲み、再審についてお話を伺った。
藤沢（東京都・事務局）
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