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| 08.11.11面会記(1) |
11月11日（火）午後1時。片山さん、今井さんと3人で、千葉刑務所の守大助さんに面会してきました。この日はかなり混雑しており、受付での手続きを済ませるだけで30分以上かかりました。その後、赤煉瓦の門をくぐって待合室に通され、待つこと４0分。やっと番号を呼ばれて面会室に向かいました。
明るい笑顔は、いつもチラシの写真などで見慣れている「守大助さん」そのまんまでした。
「ぜんぜん変わりませんね。私が見ている写真は看護師時代のものだから、もう10年近く前のものでしょうけど・・・」と言うと、
「ここでも他の人たちから若く見られてるみたいなんです。『いくつ？』と訊かれて、『37才』と答えたら、『え、同い年くらいかと思ってた。俺より10才も年上だったの！』なんて驚かれたりして」 ほんとに若い！肌など羨ましいほどつやつやです。
足利事件の即時抗告審で東京高裁がＤＮＡ再鑑定を認めたことも話題にして、自分の場合も科学的な鑑定を裁判所が受け入れてくれれば、必ず無実が証明されると信じているとのこと。
「ここに長くいるつもりはありません。早く再審無罪になって、両親が元気なうちに、必ずここを出ます！」
そう力強く語る大助さん。切れ長の目がひときわ輝いて見えました。
客野美喜子 |
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