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| 2012.3.20 全国連絡会結成総会 |
3/20に仙台で北陵クリニック事件全国連絡会結成総会が開かれました。
現在全国で26の守る会・支援する会ができており、それらの連携を深めて活動していこうという趣旨です。
約30団体、60名の参加で、ＴＢＣ（東北放送）の取材が入り、当日夜と翌朝に放送されたそうです。
首都圏の会も事務局構成団体の1つとして参加することになりました。
前半はこれまでの準備会の報告と討議、後半は阿部弁護団長の話。
阿部弁護団長の話は、再審のポイントは３つで、
・鑑定論 志田教授の実験で、科捜研のやり方で条件を変えて実験しても、ベクロニウムからm/z258が検出されることはない。
・病態論 池田教授の意見書で、A子さんの症状は筋弛緩剤の効果では説明がつかず、ミトコンドリア病として完全に説明ができる。
・自白の誤り 浜田教授の意見書から守さんの自白は真犯人の供述としては不自然であり、むしろ無実性を示している。
いずれも科学ではっきりと決着がつく問題である、ということを強調されました。
再審請求書と意見書は、一般の方にも販売できる形で発行される予定です。
■仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件全国連絡会会則
１、会の名称
会の名称を「仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件全国運絡会」とする。
略称を「北陵クリニック事件全国連絡会」とする。
２、会の目的
冤罪被害者・守大助さんの一日も早い再審・無罪を勝ちとるために、全国の会が団結して、広く世論を喚起し、共通かつ有効な運動を展開するための活動を行なう。
３、会の構成
会の目的に賛同する支援組織で構成する。
４、会の機構
全国的な行動方針の基本を確認する機関として全国代表者会議を置く。
全国代表者会議は、必要に応じて開催する。
日常的な活動を推進するために事務局を置く。
事務局は国民救援会宮城県本部を連絡先とする。
５、会の財政
会の財政は・参加団体の会費と募金による。
会費は、参加団体一団体につき、一口、年間３０００円とする。
６，本会は、2012年3月20日をもって発足する。
■全国連絡会の活動の内容（当面の課題）
１，全国各地の集会、ニュース、等の動きをファックス、メール、ＨＰ、ブログなどで機敏に全国に知らせる。
２、裁判資料の整理と必要な加工を行なった上でのホームページへの公開、DVDや冊子等を作成する。
３、再審無罪を勝ち取るかちとるための有効な活動の提案や情報交換、協力した取り組みを行なう。
４、再審申立て書の内容に基づき、署名用紙、およびパンフ、リ一フ、ＤＶＤ、などの宜伝物を作成する。
５，守大助さんの面会・激励・処遇改善のとりくみを行なう。
６、守大助さんと両親、弁護団、との系統的な意見交換、情報交換を行なう。
７、必要に応じて、再審・無罪をかちとるための全国的なカンパ活動を展開する。
８、日常的な情報交換や簡単な意思決定については、メーリングリストを活用する。
阿部弁護団長の講演
ご両親の挨拶
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