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| H19.10.22 北陵クリニック事件単独・最高裁要請 |
07/10/22（月）北陵クリニック事件単独では初の最高裁要請行動を行いました。
（2月に1回、複数事件合同での要請は行っている）
朝の街頭宣伝（8:15から)には首都圏の会・会員、支援者、救援会関係者、仙台から夜行バスでいらしたご両親を合わせ20名が参加しました。最高裁西門から南門にかけての歩道に「守大助さんは無実です」ののぼりをずらりと並べ、街宣車にも「守大助さんは無実！」の横断幕を掲げました。
のぼりを背景に20名がいっせいにビラを配布（今回は首都圏の会の新しいチラシと11/2集会宣伝チラシ）し、そのうち8名が横断幕前で街頭スピーチに立ち、それぞれ交代で通行職員へ守大助さんの無実を訴え、また口々に警察・検察の杜撰な捜査、一・二審のいい加減な裁判を批判しました。
ビラは1時間弱で約500セット、1000枚を配布することができました。
その後懇親会を兼ねた喫茶店での休憩の後に、最高裁東門へ移動し、10：00からの書記官要請（対応は訟廷主席書記官補佐）に臨みました。要請はあらかじめ定員17名と決まっており、毎回決まった対応室にコの字型に並べた机に17個の椅子があらかじめ置かれています。この要請は憲法16条に定められた請願権に基づくものとしており、対応される書記官（書記官補佐）は要請を聞き置くのみので自ら見解や意見を述べることは無いのが慣例です。
今回の北陵クリニック事件単独初要請では、この時間に合わせて参加した2名を含め定員いっぱいの17名が参加し、それぞれ2分以内を持ち時間として順番に訴えを行いました。
今回が3度目の要請となる守さんの父・勝男さんは検察側から証拠として裁判に提出されているマスキュラックス（筋弛緩剤）の空アンプル（守さんが犯行に使用しその後証拠隠滅を図ったとされるもの）の写真について話を絞り（アンプルにはロット番号が付いており、それによって正規に使用されたものかどうかをある程度推測できるが）、写真はわざわざロット番号が写らないように撮影されており、実物は証拠として提出されていないこと、元警察官としてこの1点をもってしてもこの事件・裁判がおかしいことがわかるはずだと訴えました。
首都圏の会事務局長・藤沢からは、本件一連の事件の発端となったＡ子さん（当時11歳）の件について、犯人性の重要な根拠とされた自白内容が検察官の主張や客観的事実に一致せず、証拠として成り立たないこと、検察官の犯行方法に関わる主張は急変時間に合わせたこじつけで不自然極まりなく、犯人が選択する合理的理由が全くないこと、一審の認定は、いつ、どこで、どんな環境下で、何アンプル、何ｃｃを、何に溶かして、どんな器具で、どんな操作で、どんな手順で、混入したのか等々の犯行条件について何も示されていないこと、Ａ子さんの症状は一部を除いて筋弛緩剤の症状に完全に矛盾していること、その他の事件4件はＡ子さん事件への付け足しレベルであり全く正当な根拠がないことを訴えました。
その他参加者から口々に動機の点、医学的見地の点、裁判指揮の件、鑑定の問題等々を挙げ、一・二審の判決が全く不当であること、守大助さんは無実であることを訴えました。
終了後、門前で記念撮影を行い、守さんの父・勝男さんは川崎方面へ支援要請にまわり、母・裕子さんは喫茶店で懇親会（12名が参加）後、東京方面へ支援要請まわりに向かいました。
当日提出した署名は７５６筆。全国累計で１６３８４筆になりました。
当日提出した上申書は２０名。全国累計で２２５２名になりました。
当日参加者は延べ23名でした。
参加者の皆様、お疲れ様でした。今後とも大助さん救出、無罪判決に向けてご支援をお願いします。
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救援会中央本部・小川さん |
守大助さんの父・勝男さん |
首都圏の会・金井さん |
首都圏の会・渡会さん |
守大助さんの母・祐子さん |
首都圏の会・上野さん
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首都圏の会・小宮山さん |
ご自身が痴漢冤罪で上告中の河野さん
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要請終了後、裁判所の門前で |
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