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| メッセージ18．私の心境 |
私が取調べで刑事・検事に言われていたこと、されたこと書きたいと思います。私はＡ子ちゃんからＫさんまで5件の逮捕・起訴がつづきました。
取調状況は「僕はやってない」でも説明していますが・・・取調べというのは名ばかりで、暴言・脅迫・強要のパレードです。
逮捕時だけ、仙台泉警察署で取調べですが、翌日からは仙台拘置支所で連日朝8時から調べ開始。弁護士との接見時間も指定されていたので、接見前に必ず警察か検事の取調べあり、毎朝、清水刑事に言われること！“おー、人殺し、お前は人を殺しているんだからな、忘れんじゃねーぞ。人殺し。お前には言いたくないこと言わなくていい拒否権ある。ただし嘘言うな、やってない、殺してないなんて言うなヨ。それ嘘なんだからな、人殺し”と、これを毎朝、弁護士接見前、清水刑事は言ってくるのです。接見終了すれば、直ぐに調べ室へ移動させられます。清水刑事は弁護士の悪口と阿部先生を辞めさせろ、こちらで弁護士紹介するからと必ず接見後言います。
取調べで私が座るイスはパイプイス。刑・検事が座るイスは黒革でリクライニングできる社長イスみたいないいやつです。パイプイスに30分以上も座っていれば、臀部が痛くなり、動いたりすると、清水刑事は怒鳴り出します。“何動いてんだ、Ａ子ちゃんは自分で動けないんだ。お前がやったんだからな！勝手に腰を浮かすんじゃねー。動くな、ちょっとでも動いたら許さねーからな”
腰や背中が痛くなり、前かがみになると、これまた大変で、清水はもう一人の刑事阿部へ指示して、私の背中に40～50cmある棒を背中に合わせて、姿勢を真っすぐにさせ“そのまま動くな”とか“立ってろ”“壁に向って座ってろ、お前の顔見たくない”など・・機嫌悪いと机をノートでバンバン叩きながら、友人や彼女の悪口、父親への暴言。彼女が言ってもいないことを、あたかも言っているように清水は言い。調書作成協力しないので“お前は何も言うな、オレが内容作るから、お前はサイン指印するだけでいい”と強要されつづけました。
こんな調べをやって、法廷では暴言・脅迫・強要なんてしないし、大声もあげたこともないと・・だったら取調べ全録画すべきです。できないのは、私へやっていた取調べをやっているからです。Ａ子ちゃん調べは午前0時まで、他4件は午後10時まで、毎朝8時からつづきました。
一方の岸検事は、清水刑事みたくバカじゃないので、供述拒否権ちゃんと説明、黙秘権についても清水のようなこと言いませんが、取調べ室の壁やロッカーのドアに、私に見えるようにＡ子ちゃんの写真をカラーコピーし、（大きく）貼って、それを毎日見ろと強要・・亡くなられたＳさんの写真やＳさんが好きだったという詩集の一部をコピーして貼られたりもしました。Ａ子ちゃん意外の調べ（4件）午後9時～10時まで岸検事による「罪と罰」の朗読。当初は私に読めと寄こしたのですが、ちゃんと読んでいるか分からないから朗読するからと・・そして感想を言わされました。
ただ午後10時まで休ませないという嫌がらせです。岸検事は阿部先生を辞めさせろとは言わず、“花島先生と丸山先生だけでいいだろう。阿部先生はいいだろ、お金かかるぞ”と・・刑事も検事も、とにかく阿部先生に辞めてほしかったようです。
取調べで私へ直接の暴力はなかったが、大声で怒鳴る、机・壁を叩く、姿勢、調書への強要、思い出すと恐ろしいです。
Ａ子ちゃんの、血液・尿を清水刑事が押収したとされていますが、仙台市立病院の副院長から“職員以外立入禁止なので検査室に入らないで下さい”と言われたので、検査室の写真、保管されていたという○温庫？（注）、検査技師から手渡された写真、全くないのです。清水刑事は捜査で押収しに行ってるのに、“立入禁止”と言われたから入りませんでしたなんてありえますか？本当に仙台市立病院に保管されていたか分かりません。これで信用できますか！？
即時抗告審で弁護側が提出した「新証拠」で、土橋鑑定人の証言が“偽証”していたことを明らかにしました。鑑定デタラメ、証言も偽証。ここまで明らかにしても、黒い巨塔の裁判所は独自の判断、推認までもして信用できると認定するのでしょうか。再審は無実の人を救済する制度だとされてます。私はやってないから、確定してからも無実を訴え、再審請求しているのです。私や弁護団の訴えに真摯に向き合ってほしいです。首都圏の会の皆さん、嶋原裁判長が！推認ではなく、“刑事裁判の原則に従って”判断するよう、仙台高裁へ署名を送って下さい。
施設での状況・・10/1から洗浄班から下処理班へ異動。毎日約千人分の下処理。野菜切り！量がはんぱじゃないです。人参40㎏、玉葱70㎏とか、すべて皮むき、ヘタ取り・・半裁・乱切りなどは全て“手”（包丁）で切ります。洗浄も大変でしたが、下処理は下処理で覚えること多く大変です。そして10/6優遇措置変更あり、３類から２類へ昇格しました。面会月５回、手紙発信７通、嗜好品月２回、日用品も洗顔フォーム、ボディソープなど購入できる品が増えました。強制留学も９年・・ちょっと長い留学となっています。私は絶対にやっていません。即時抗告審で再審開始、釈放を勝ち取り、両親が元気でいる内に帰りたいです。今後もご支援を宜しくお願い致します。
（注）読み取れなかった部分を○で記した。（事務局）
＜私信部分の文章より一部抜粋＞
私と弁護団は10/2付で、新屋教授意見書、弁護団補充書、私の上申書（２）、進行に関する意見書を提出しました。なんとしても！嶋原裁判長には良心・正義を思い出してもらい、「刑事裁判の原則に従って」判断してほしい。もう推認は嫌です。
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