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| 2012/2 千葉刑務所より首都圏の会宛てのメッセージ |
＜首都圏の皆さんへ＞
皆さんお元気ですか。今日は２月１８日（土）です。起床時うっすらと雪が積もっていましたが、すぐに融けてしまいました。部屋に居るのにお昼すぎても吐く息が〝白い〟ままです。窓の隙間から冷たい風が入ってくるので、寒ーいです。ブルブル！！こんな生活なので、風邪が治りません！！
さて２月１０日は私にとって、とても待遠しかった「再審請求」提出した日でした。０８年２月２５日上告棄却から１４４７日目！！皆さんのご支援のおかげで、無事に提出することができました。本当に有り難うございます。この４年間悔しく、怒りでいっぱいでした。棄却された日を忘れはしません。たった紙切れ１枚で私の人生を、塀の中で閉じ込めてしまう・・・無実の受刑囚として生きろと！！何が〝５人全員一致〟ですか！本当に５人の最高裁判事が、鑑定を信用できると、症状が筋弛緩剤で矛盾しないと判断したのでしょうか？ま～したから棄却したのでしょうけど、最高裁ほどいいかげんな判断をする職業はないと思います！（怒） 推認・推測で犯人にさせられてしまうのですから、裁判官という仕事は良いな！！ましてや誤判しても責任ない仕事です。グチばかりを言っても仕方ないことですネ。今回こそ公平・公正に！！判断してほしいです。仙台地裁には「科学」を無視せずベクロニウム（マスキュラックス）の鑑定をやっていただきたい。本件では、この鑑定さえ！！裁判所は認めませんでした。三審制だったのにです。もしこれが裁判員裁判だったとしても、この鑑定はされなかったでしょうか？裁判員に〝必要ない。人・場所・装置が変われば違う数値になる〟と仙台高裁田中裁判長が判断したように、裁判員へ説示するでしょうか。これで裁判員は納得するのでしょうか？再審請求でこのような判断はされたくないです！
皆さんにお願いがあります。本件の「全量消費」について、もっと知っていただきたいのです。私から言わせてもらうと、「全量消費」とは名ばかりで、実は「証拠隠滅」です。「証拠隠滅」としか言えません！！なぜこんなことが許されるのか、全く理解できません。例えば「足利事件」でも！！全量消費とされていましたが、女児の衣類が保管の問題ありましたが、洗濯されずに保管されていたので、最新の鑑定技術によって、ＤＮＡが違うものだったと明らかにされ、無実となりここ千葉から復帰されました。もしこの衣類が鑑定人によって洗濯されて返却されていたら・・・彼はまだここに居たことでしょう。また「東電ＯＬ」では微量の体液等が、一度の鑑定後も！！ちゃんと保管されていたため、昨年から再鑑定が実施され、無実の証明されています。微量で一度の鑑定後、処分されていたら！！現在の流れになっていません。「布川」では裁判所が却下しましたが、衣類が洗濯されずに保管していたから、鑑定したいと検察がいいだしました。（取扱いに問題あり、鑑定却下）どの事件でも、ちゃんと保存したり、洗濯せずに保管していることが明らかなんです。
それなのに！！本件では鑑定後に残った量を！！全部処分しています。しかも点滴ボトル・血液・尿が入ったスピッツを何度も洗浄して返却しているんです。処分していることだけでも許されないのに！すべて洗浄して返却なんて、〝証拠隠滅〟しているとしか言えません。「足利」「東電ＯＬ」との違いを知ってほしい。ただの全量消費とは違うことを、一人でも多くの人に！！知っていただきたいんです。血型・ＤＮＡも分かりません。本人の物だというのは、名前が記載されているラベルだけ！採血・採尿した人物・検査室へ運んだ人物・保管した人物が未だに不明なままです。このような扱いをされた物が信用性あり（本人の物と）とされているんです。
このような事は、もう知ってる！と思われるかもしれませんが皆さん どうかもう一度、この「全量消費」問題を考えてほしいです。本件の宣伝用ビラには、洗浄して返却していることまでは書かれていません。この扱いを世論へ広げて下さい。そして仙台地裁へ！！再審開始するように！皆さんの 署名を送って下さい。お願い致します。
私は絶対に筋弛緩剤を混入していません。
皆さん 今後も どうか ご支援 お願い致します。
明るい春を待ちながら、ますますのご活躍をお祈りいたします！
２０１２年２月１８日（土）（４０６０日目）
〝仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件〟無実の守大助
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