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| 09.6 千葉刑務所より首都圏の会宛てのメッセージ |
首都圏の会 皆さんへ
皆さん、いつも温かいご支援を有り難うございます。「再審の扉」を短期間で開くために、裁判への疑問、おかしさを声にして、世論に広げて下さい。
本件では、全ての資料を“全量消費”したために！再鑑定ができませんでした。しかも！皆さん知ってますか。全量消費以外にですよ。点滴ボトル・血清スピッツの容器を洗浄して返却してます。技官は洗浄して、他事件でも返却しているというが、本当にそうなのでしょうか？私は嘘だと思ってます。なぜなら！「足利事件」では被害者のＴシャツで“DNA再鑑定”がなされましたが、これは、洗濯されて返却されていたら、再鑑定できませんでした。そのまま返却するのが、普通なのでは？ TVでいろいろな事件報道されてますが、被害者側へだって、血液付着したままの衣類など、返却しているじゃないですか！ それなのに、本件では「全量消費」した以外に、何度も洗浄して返却してよこしました。
皆さん、おかしいと思いませんか？ そこまでして返却しなければならなかった理由は！ 洗浄しないで返却すると、血液型、DNAなんか少量で検査できるので、それを調べられるのが嫌だったのでしょう。スピッツには患者名ラベルが貼っているだけで、誰が採血し、誰が検査室へ運んだのか、特に仙台市立病院での保管は不明です。看護師（仙台市立）からは何ひとつ、証言もないです。警察は市立病院の保管場所検証をしていないのです！伝聞証拠は裁判所認めないのに！ 市立病院の保管について、関わっていない主任技師が"本人から聞いた“という内容を証言しただけで、本当にあったのか不明なのに、認められた。こんなバカなこと許されて良いのでしょうか！
患者の血液だと証明されてるのは、患者名ラベルだけ！ 点滴についても、中身が本当に抗生剤が入っていたのかは、ボトルに抗生剤名が書かれているのと、鑑定書という紙切れに、PHが○○と記入されているだけ。疑わしいです！薬品の取扱説明書などには、PHの数値が出ているので、それを記入しただけかもしれないんです。
みなさん、こんな鑑定を、裁判員に信用せよ！と言っているのと同じです。洗浄して返却は、不自然です。私や弁護団が気づいていないことが、まだあるかもしれません。皆さんが気づいたこと、“こんな証拠出てないの” “これはおかしい”と思ったことなど、首都圏の会や弁護団へ伝えてください。どうかよろしくお願いします。
無実の守大助
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