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| ”僕はやってない”- 首都圏の会支援集会へのメッセージ - |
本日はご多忙中にもかかわらず、「首都圏の会」へ参加していただきましてありがとうございます。
2264日、これは私が逮捕されてから今日までの日数です。
平成13年1月6日、やってもいないことを認めてしまい逮捕されたのですが。
当時の私は“やってないことを言わされているのだから調べれば分かることだ”と本当に思ったんです。
“自白”とされていますが、これは刑事による誘導で作成されたものです。
私は半田郁子医師の“挿管ミス”があって、そのために重体に患者さんがなったと何度も説明したのですが、刑事は全く聞いてくれなく、大声で怒鳴ってくる。しかも私がやったんだ、筋弛緩剤でやっているとです。
患者さんが急変した事実はありましたが、それが事件なのだという現実感が全くありませんでした。
例えば、窃盗、放火、殺人事件という事実があって、それで調べられているというのであれば自分が疑われているんだと気付くでしょうが。本件は病院です。元気のいい人が来る所ではありません。病気の人が来る。そして入院したりするのです。急変・亡くなるということがあっておかしくないのです。
クリニックで私も含み事件だという話になったことありません。あったのは郁子医師の“急変処置対応ができない”という問題です。それが筋弛緩剤事件だというのですから私は結び付けることができませんでした。
皆さん、取調べというのは“やってない”“知りません”はいそうですかで終わりません。
私が疑われていると考えなかった甘さというかバカというのか、正直冷静に判断するということができませんでした。ただただ怒鳴られ認めなければこの状況が続くのか、かんべんしてくれと思ったし、急変の処置に私の彼女で看護師も立ち会っていて、同じ日に調べを受けていて、私と同じように怒鳴り、机・壁を叩いてやられているのではと思ったり、刑事からは私でなければ彼女を逮捕すると言ってくるのです。いくら説明をしても聞いてもらえないし本当にもう楽になりたかった。“こんなやってもいない事を言わされるのだからどうせ調べれば分かる事だ”と考えてしまい認める状況になりました。しかし今度は方法が分かりません。通常の注射しか私は知らない。私はやっていないのですから方法なんて知らないです。
刑事のいいなりで“点滴”となったのです。それが審理が進むにつれて“ありえない”となってくると、方法を考えたのは半田夫妻であり、警察へ教えているのに、法廷で刑事は“守が点滴へ”“誘導してない”と証言してくるのです。
それを裁判官がそのまま信用してしまう。
私の甘さがいけなかったのですが、裁判官に良心と良識に基づいて判断していただきたい。
裁判官の心の眼を開かせるには、皆さんの力・世論の力です。私の力だけでは困難になっています。
どうか最高裁で公正な裁判がなされるように監視していただきたいのです。
私が皆さんの前でお礼ができるその日までお力を貸してください。助けてください。
私は誰がなんと言おうがやっていません。
本日は本当にありがとうございました。
守 大助
 
大助さんから届いた手紙（自筆）
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